内政と外交 2013 3 3

書名 Newsweek 2013 3 5 ニューズウィーク日本版

 表紙には、大きく、このように書いてあります。
北朝鮮の核問題を悪化させ、
中国と真剣に向き合おうとせず、
中東問題は放置。
受け身なアメリカが、世界をダメにする。
(以上)
 内政問題で多忙を極めるオバマ政権に対して、
このような雑誌を掲載するのは、気が引けますが、
あえて掲載するのは、こういう理由だからです。
「世界は、アメリカを必要としている」
 もちろん、外交よりも、
内政問題に真剣に取り組むオバマ大統領の姿勢は、
中国や韓国あるいは北朝鮮にとって、よい見本となるでしょう。
 往々にして、政治指導者は、
国民の不満をそらすために、外交や軍事に活路を求めるものです。
 それに比べて、内政問題に全力で取り組むオバマ大統領は、
政治指導者としては、立派です。
 しかしながら、「世界」は、アメリカを必要としているのです。
アメリカの存在がなければ、
世界の大半の問題は解決されないということを忘れないでほしいのです。
 ところで、ここでいう「世界」に日本は入っていません。
そもそも、日本は、世界第3位の経済大国である上に、
世界最大の債権大国でもあるのです。
 このような「超大国」が、
アメリカに安全保障を依存すること自体、大きな過ちです。
 国の規模からすると、「自分の国は自分で守る」どころか、
少なくとも東南アジア諸国に安全保障を提供する姿勢がほしいところです。
 今までの日本は、自己中心的で利己的だったと思います。
「東南アジア諸国の繁栄なくして、日本の繁栄はない」と思ってください。
 日本は、アメリカに代わって、世界に民主主義を広めると決意すべきです。
そして、少なくともアジア地域における「民主主義の守護神」となるべきです。
 世界に民主主義を広める役割は、日本人がよいと思っています。
アメリカ人と比べると、日本人は、地味ですが、辛抱強く、丁寧に仕事をします。
それが、民主主義を定着させるには、最も正しい方法です。
 21世紀の日本の役割。
世界に民主主義を広めること。
民主主義の定着に努め、民主主義の守護神となること。









































































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